日本語支援

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日本語支援

生徒に合わせ、主に以下の支援を行っています。
必要な日本語支援は、生徒によって異なるため、
それぞれに適した支援をしています。

入り込み支援

支援員が授業に入り、生徒が授業を理解しているかを確認しながら支援をします。 生徒にどの授業に入ってほしいか希望を聞き、学校の日本語支援担当者や担任、教科担任と相談して、支援を行う授業を決めています。 生徒から、「授業で困ったときにすぐに(支援員に)聞けるからいい」という声をもらいました。

取り出し支援

必要な生徒には、放課後を使って取り出し支援を行っています。授業を理解するために必要な日本語を学んだり、授業でわからなかったことを聞いたりと生徒によって支援は異なります。 放課後の取り出し支援を受けていなくても、必要な日本語力をつけるために個別で課題(宿題)に取り組んでいる生徒もいます。

オンラインクラス

授業で出てくることばは、「三平方の定理」「憂いている」など日常で使わない日本語が多いです。そのため、オンライン日本語クラスでは、教科に出てくる日本語を中心に学習しています。 生徒同士の協働学習を目的とした授業を行っており、日本語だけを学ぶのではなく、自分の考えをまとめたり、意見を述べたりと、自分で考えることを重視しています。

日本語支援の取り組み事例

○ 入り込み支援

横スクロールで表が確認出来ます。

実施校 対象
生徒
実施
科目
中部商業高校 7名 現代国語、数学、歴史総合、地理、簿記、ビジネス基礎、他
北中城高校 4名 国語、数学、歴史総合、政治経済、生物、家庭科、他
泊高校 4名 現代国語、化学基礎、情報処理、家庭総合、他
宮古総合実業高校 1名 言語文化、公共、科学と人間生活、家庭総合
嘉手納高校 1名 国語表現、倫理国語、地理総合、保健

○ 入り込み支援の具体的な取り組み

  • 教科書や授業プリントのルビ振り
  • 教科の単語の多言語リスト作成
  • 資料の多言語化
  • 別室試験対応
  • 学校行事予定表の多言語化
  • 提出課題サポート
  • 試験の立ち合い 他

○ 放課後支援

実施校:7校 対象生徒8名

北中城高校、北谷高校、嘉手納高校、泊高校、宮古総合実業高校、八重山高校、八重山農林高校、八重山商工高校

担当支援員の声

アメリカのルーツを持つAさんへ放課後支援を行っています。Aさんは、日本とアメリカを行ったり来たりしていたので、日本語も英語も基礎がしっかり身についていないまま成長したと考えられます。そんなAさんには、やさしい日本語と簡単な英語を使って説明したり、宿題を出したりしています。

テスト

○ オンライン日本語クラス

実施回数:30回(週2回)
参加生徒数:5名

オンラインクラス